2020/07/29
電磁波汚染からの解放
今の私たちの生活に、
電気製品は欠かせないものになっていますが
高圧送電線や、変電設備、携帯電話基地局など
特に、電磁波の強い環境も
身近にありますね。
元国際線CAのセレクトショップ・ミヌーシュ・ブログ
門真の至る所が100ミリガウス以上で計測不能、白血病死者数は大阪府全体の150倍。
— 豚ゴリラ(三代目) (@butagorilla1945) July 22, 2020
ロバート・ベッカー博士は室内で10ミリガウスを超えたら引っ越せと警告。
5Gは100mおきに基地局が設置されるようです。
つまり日本中の街が門真のように24時間強烈な電磁波を浴びることになります…#5G反対 pic.twitter.com/iVFRWrZXqh
電磁波&鉄塔の街・門真 「白血病死者18人調査」から10年、今も変わらぬ風景
関西各地に電力を供給するため、関西電力の古川橋変電所が位置する大阪・門真市。
住宅やマンションの上を7万7000ボルト、15万4000ボルトの高圧送電線が走り、巨大な鉄塔が墓標のように並ぶ「鉄塔の街」である。
「電磁波4mG以上で小児白血病が2倍以上」の報告もある中、鉄塔の真下の保育園では、電磁波測定器は『36.1mG』を指した。
10年前には自治会長の個人調査で白血病死者が18人いると報告された地域を、カメラ片手に歩いた。◇大量の電気を食い続けて生きている
電磁波とは、波を描いて進む電磁気の流れのことで、電流や電波が流れるところには必ず発生する。
磁石のプラスとマイナスと同じように電磁波も電気と磁気の両方の性質をもっているが
電気が発生する空間を電場(電界)、磁気が発生する空間を磁場(磁界)。
電場は体の表面に電流を走らせるだけだが、磁場は体内に入り込み細胞レベルまで到達するといわれ
このことが人体に影響を与えると問題視されている。
部屋を見まわすと、家電製品はもちろんのこと、携帯電話、デジタルカメラにデジタルビデオカメラ、パソコンに周辺機器。省エネを心がけているつもりだが、大量の電気を食い続け、生きているのが現状だ。◇墓標のように並ぶ巨大な鉄塔
門真市の末広町と古川町にある古川橋変電所は関西各地に電力を供給するため、奈良の生駒山系や、遠くは岐阜の木曽川系水力発電所からの高圧電流が送電線を伝って送られてくる。
高台にのぼると、住宅やマンションの上を15万4000ボルト、または7万7000ボルトの高圧送電線が走り、巨大な鉄塔が墓標のように並ぶ様子を一望できる。
この鉄塔の足元や送電線の真下にどれだけの人びとが暮らしているのかと想像すると信じ難い光景だ。
電磁波の影響もさながら、見た目もおぞましく、さらには地震などの災害で鉄塔が倒壊したらと考えると危険きわまりない状況だ。
門真市に来る事前に、私は電磁波測定器を使って身の回りにある電磁波の強さを測っていた
電磁波の磁場を測るには一般的にmG(ミリガウス)という単位を使うが、パソコンのモニターが1.8mG、電源プラグが0.5mG、部屋の中央ではわずかに0.4mGで安全値といわれる2~3mGの範囲内だ。
簡易保育所の門真学園で『36.1mG』を測定したのは、保育所が古川橋変電所に隣接したうえ、周辺の鉄塔や高圧送電線群に取り囲まれるように位置しているからだ。
前出の「蛍光灯をかざすだけで明かりがつく」とメディアで取りあげられていたのは、実はこの場所での出来事である。
電磁波の街とも呼ばれる大阪府門真市の保育園横の鉄塔の下で
電磁波測定器は67.0mGを示した。◇元自治会長が行った死亡聞き取り調査
私は1997年3月21日号『週刊金曜日』の誌面で告発されたひとつの記事をバッグに入れていた。
町内で過去13年間に死亡した人が160人、うち82人がガンで死んでいました。
血液のガンといわれる白血病で死んだ人がその内、
高圧送電線群を中心に直径100メートルの範囲で13人、150メートルになると18人。
ガンで入退院している患者が17人。死亡年齢は7歳から72歳で、
夫婦ともに白血病で亡くなっている家族もありました。
被害は15万4000ボルトの高圧線と、14年前に地下に埋められたケーブルの周囲に集中しています。
これは、1996年当時、末広町で電気屋を経営し、自治会長でもあった大西勇さんが、町内でがんや白血病で亡くなる人が多発していることに気づき、過去10年間にさかのぼって遺族に死因の聞き取り調査をおこなった結果を記したものだ。◇4mG以上の電磁波で小児白血病が2倍以上
高圧送電線の周波数は、電磁波の波が1秒間に50回~60回振動する50~60ヘルツ(Hz)の超低周波電磁波で、これまで人体への影響について各国で研究や調査が行なわれてきた。
先駆けとなったのは1979年、アメリカのワルトハイマー博士が「デンバーの変電所付近では小児がんの発生率が2.25倍、小児白血病が2.98倍になってる」と電磁波有害説を『アメリカ疫学ジャーナル』に発表。
さらには、1992年に発表されたスウェーデン最大の教育研究機関、カロリンスカ研究所の疫学調査は世界に衝撃を与えた。
カロリンスカ研究所の発表は、高圧送電線から300メートル以内に住む50万人以上を対象に25年間をかけて、子どもについては全種類のがん、成人については白血病と脳腫瘍を対象として、磁場の強さと発症率の関連を調査したもので、小児白血病の発症率は高圧線の影響のない地域に対し、磁場が1mGを超える地域ではおよそ2倍、2mG以上では2.77倍、3mG以上では3.8倍と電磁波の影響の強さに応じて危険度が高くなると報告した。
その後、調査を行なった各国の研究機関も「平均4mG以上の電磁波で小児白血病が2倍以上になる」と報告し、日本でも、国立環境研究所と国立がんセンターが行なった2002年の全国疫学調査でも同様の結果を出している
2005年6月、イギリスのオックスフォ-ド大学のジェラルド・ドレイパー博士らが33年間にわたって小児白血病患者9700人の住環境を調査したもので、「送電線から200メートル以内に住む子どもは、600メートル以上離れた所に住む子どもに比べて、小児白血病が70%も多く発症する。
また、送電線から200~600メートルの範囲に住む子どもは、600メートル以上離れて住む子どもに比べて小児白血病のリスクは23%高かった」としている。
電磁波の影響は科学的な究明が進められている途上にあり、小児白血病だけでなく、脳腫瘍や乳がん、流産などにも影響を与えるという調査結果も次々と出されている。◇たくさんのホコリが家じゅうに積もる
「なるべく家にいないようにしています」
こう語るのは、鉄塔の足元で40年間も生活してきた主婦のAさん。
家の玄関から高圧送電線の鉄塔まで、距離はわずか3メートル。
玄関口で電磁波測定器のスイッチを入れると『11.8mG』を示した。
「あ~ やっぱりですか」
さほど驚かない様子のAさんは、過去にも民間の測定員に調べてもらったことがあるので、高い電磁波が出ていることも、がんや小児白血病に影響があるといわれていることも知ったうえで暮らしてきたようだ。
「隣の家も、二軒隣の家にも、がんで亡くなった方がいるので自分の健康も心配なんです」と、昼間はなるべく外出し、家にいる時間を減らすように心がけていると話す。
Aさんがこの家で暮らし始めて最初に異常を感じたのは、たくさんのホコリが家じゅうに積もるということだった。
毎朝、拭き掃除をしているのだが、夜になるとテレビや電化製品はもとより、廊下や階段にまで触れた指跡がつくほどにホコリが積もるのだという。
「ちょうど電気の傘にホコリが集まりやすいのと同じ現象なんです。 この家自体が蛍光灯みたいなもんですよ」
Aさんはこの家で3人の子どもを育ててきたが、「幼少期には3人ともアレルギーや気管支ぜんそくが激しかった」と、当時を振り返る。
強い電磁波の影響で家じゅうにホコリが集まり、子どもたちに影響が出たのではないかと今も疑っている。◇関西電力「5万ミリガウスでも人体への影響はない」
関西電力に電磁波の影響について問い合わせてみたところ、電話をとった広報担当は「がんや小児白血病に与える影響ですか?多いんですよね、そういう問合せ」とつぶやき、機械的な話しぶりで説明を始めた。
関電グループの中尾さん「磁界(磁場)が小児白血病に影響を与えるという疫学調査が出ていますが、証拠が十分でなく、研究によっては影響がないという結果も出ています。
1000mGという強いものを動物に曝露して行なった調査でも、まったく影響がないということがわかっています。
国は超低周波の電磁波による健康への被害はないとしていますし、磁場の値を規制していませんので1000mGでも、5万mGでも人体への影響はないという見解を持っています」
生活環境における電磁界(電磁波)が健康に害を及ぼすことはない、ときっぱり結論づけた。
(記者コメント)
町内で亡くなった人の葬式に参列する機会が多かった元自治会長の大西さんは、死因が話題になるごとに、ガンや白血病に亡くなった人が多いことを不思議に思いました。
それから遺族の聞き取り調査を独自ではじめられたのですが、「白血病で死んだ人が高圧送電線群を中心に直径150mで18人」と聞いたときには、ほんとうに驚きました。
お連れ合いがぜんそく、次男が電磁波の影響を疑われている鬱病だともおっしゃっていました。
地域に暮らしながら反対運動をすることは、大変なことです。住民の立場で活動をされてきた人でした。
http://www.mynewsjapan.com/reports/469より
米国 | 住宅地、学校、公園等の近くの特定の緩衝地帯に送電線を新規立地することを禁止 |
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スイス | 人が定常的にかなりの時間を過ごす住宅や公園等での送電線・変電所を規制 |
スウェーデン | 2-3mGを目安に、小学校、幼稚園、住宅密集地近辺の鉄塔の撤去、または移転 |
オランダ | 高圧電力線の新設、及び既存の高圧送電線の側で 年平均磁界が4mGを超えるエリアに、子供が長期に滞在する状況を避ける。 |
Author:minouche
minouche(ミヌーシュ)とは
パリ時代、愛猫がフランス人たちに
「ミネ~ット ク~ク~ ミヌ~シュ」(カワイイ猫ちゃん、コレコレ、ニャンコちゃん・・・みたいな)と呼ばれていたことから
ショップ名となりました。
フライトすると、地上ではどんなにお天気が悪くても、雲の上には、いつも青空が広がっています。
どんな時でも、心に太陽を輝かせていたいですね。